平成25年12月定例議会報告(平成25年12月3日~12月19日)

◎市川恵一議員は、平成25年12月9日登壇し市政に関する一般質問を行いました。 『農業政策について』
農業者の喫緊の課題をどう捉え、その支援の方向の考えは?
【質問】農業者が年々減っていることから、時代の流れに合致した支援のかたちにな っているのか。農業者のニーズを的確に把握し、支援施策のスクラップ&ピルドを推し進 めていくべきである。そこで、9月議会の私からの一般質問の答弁では農業者からあげら れた喫緊の課題として多いものが①後継者育成(婚活等)②燃料高騰③農産物ブランド化の 向上④農商工連携とのことだが、これらをどう捉え、その支援をどう考える。 《答弁》どの課題も農業者にとっては深刻な課題と捉えており、従来の支援策に加え て新規や拡充を検討していく。①の後継者育成では、お見合いイベント等による配偶者創 出、効率的な営農環境整備や法人化の促進により所得面でも魅力ある力強い農業を育成し ていく。②燃料費高騰については、燃費向上のための部品交換やヒートポンプの設置等に 補助していく。③農産物ブランド化の向上と④農商工連携については、オーナー農園の促 進等により積極的な農産物のP R 、新製品開発に対する補助金の創設、県や商工者との連 携するための支援を行う。
販路拡大施策について総戸市の考えは?
【質問】農業者が辞めないためには、もっとやる気が出せる魅力ある農業であるべき で、それは自分で作った安全安心な農産物が多くの人に食べてもらい喜んでもらえること、 つまり売れること「売れる=やる気」だと考えます。また、「売れる」には公に認められた 農産物(つまりブランド化された農産物)であることも重要なファクターである。そこで 本市の販路拡大施策として①放射能の影響から安全宣言、②ブランド化した農産物をどう育成していくのか、③全国的な認知度アップのため「ネギサミット」のような全国レベル のイベント誘致の考え、以上の3点をおうかがいします。 《答弁》①安全宣言については、全ての松戸農産物の出荷自粛要請が11月20日に 解除され、安全性が確認されたことから11月27日に定例記者会見において行ったが、 改めてこの場を借りて安全宣言をさせていただく。②松戸農産物ブランドマーク等やゆる キャラ「みのりちゃん」によるP R 、ブランド化された松戸農産物を活用した商品の開発 への補助、「松戸市生活カタログj へ商品の紹介を掲載、イベントの情報提供による出店促 進でまずは市民へのPRにより認知度をアップしていく。③本市の「矢切ねぎJ fあじさい ねぎ~J が参加している「ネギサミットJ を誘致するには、「大農業まつり」にコラボさせるこ とになるが、2 日間開催であることや約5 万人弱の来場者あることでの宿泊施設等の課題 もあることから、J Aや農業者とも協議し市全体の取り組みとして研究していく。 《所属会派市民クラブ一般質問から》
北部市場の施設会社が撤退表明に苅し総戸市の苅応は?
北部市場は、千葉県食品流通センター附が所有する土地・建物を市が借受け開設しているが、公共施設としての耐震化が求められ耐震補強や地盤改良の工事に最低でも40億円の費用がかかることから同社は「継続困難」の方針を文書で市に伝えた。松戸市としては、継続困難という回答は想定していなかったため困惑しているとの答弁があり、今後の市としての方針や借受けている立場としての損害賠償等についての質疑に対しては、出来る限り継続させたいが今後の協議によるとのことで具体的な言及はありませんでした。 《平成25年12月定例議会・議案審議から》
常設型の住民按票条例案を否決!
継続審議となっていた住民投票条例議案を否決しました。重要案件が発生した場合には個別型の住民投票条例を一定の条件を満たせば制定できることに地方自治法に定められており、いま本当に必要な条例とは思えないこと、これまですでに制定した自治体の例から見てデメリットが多いことなどから市長マニアェスト達成のために急いで制定するものではない。議会としても必要性は認めているので、今後ももっと慎重に協議は続けていく。
病院用地として購入しだ東松戸駅前の土地を売却の方向ヘ!
この土地はすでに何にでも利用できるように「まちづくり用地」に用途変更しており、先買いしている土地開発公社から買い戻して、提案公募型プロポーザルにより民間事業者に売却したいという議案を可決しました。ただし、条件として購入価格を下回らないこと、審査委員会を傍聴させることなどを附帯して認めることとしました。 《松戸市議会から》
議員定数等協議会を設置!
松戸市議会は、議員定数や報酬や倫理などのあり方について協議する「議員定数等協議会jを(構成12人)設置し、任期満了の平成26年11月26日までに協議結果を議長に報告する。市民の理解をより得られる議会の形を示すように協議を重ねていく。
新市立病院建設の入札が不調に
9月定例議会において17億円の見積もり増の補正予算を認め入札に臨んだが、応札の意向を示していた大手3社が辞退した。これは、震災やオリンピック需要のため資材高騰に加え労務単価の上昇の影響が大きい。早急に善後策を協議し再度の入札を行い、工期に影響が出ないように議会としても協力してして。