《ごあいさつ》
令和8年6月定例議会報告
(発行日)令和8年7月25日
盛夏の候、皆様におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、6月定例議会では市長から補正予算(第1回)9億8,891万2,000円、帯状疱疹の任意接種費用の一部を補助するものや樹木倒木に備え緊急点検等の費用と松戸駅東口公衆トイレに生理用品の無料提供ディスペンサーを設置する費用など、補正予算(第2回)7億6,591万4,000円、新庁舎整備関係事業の費用で仮移転先の内装費用や引越の費用など、また債務負担行為で新庁舎整備基本計画(現地建て替え)策定業務委託料が提案されました。第1回については全会一致、第2回については賛成多数で可決承認いたしました。
続いて各常任委員会が開催され、教育環境常任委員会では「常盤平第一小学校の子どもの権利を守るための請願」が提出されました。これは常盤平第一小学校の今年の入学者が1名であったことや現在の在籍児童数が33名であることから、令和9年度から新入生の受け入れを休止することに反対をする保護者からの請願です。これからの常盤平のまちづくりにおいて学校施設の再編が必要となることや小規模校としての学校運営や費用負担のあり方などから勘案して決定されたこと。小規模学級を希望される児童については近隣校において対応できるように善後策を検討していくとのことから、採択はされませんでした。公共施設再編の考え方からも今後は一部の学校の統廃合は必要不可欠になってきますので、善後策についてしっかり検討させていきます。
今後も皆様の声を市政に届け、安心して住み続ける事が出来て豊かさを感じられるまちづくりを推進してまいります。皆様のさらなるご指導と変わらぬご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
- 初日、市長から提出された専決処分1件の報告を「承認」、人権擁護委員候補者の推薦議案2件に「同意」しました。このほか市長から提出された一般会計補正予算案(第1回)(第2回)を含む一般議案10件、市民の方等から提出された請願2件を、それぞれの委員会において審議いたしました。
- 最終日には、討論ののちに採決が行われ、補正予算ほかの一般議案については可決承認され、請願については2件とも不採択となりました。さらに、議員提出議案7件を上程・採決し、3件が「可決」4件が「否決」となりました。
《補正予算ほかの一般議案について》
債務負担行為 新庁舎整備基本計画(現地建替え)策定業務委託料を賛成多数で可決承認しました
市長の提案された補正予算(第2回)は、新庁舎整備関係のもので、指定金融機関の千葉銀行の市役所出張所移転に伴う費用や防犯カメラ等の移設の費用、仮庁舎の内装工事費用や事務机等の什器購入費用などの他に、債務負担行為として新庁舎整備基本計画(現地建替え)策定業務委託料が計上され、庁舎整備に関する特別委員会で審査されました。結果は、全会一致とはならず賛成多数で可決承認されましたが、我々の会派では委員会質疑の答弁から、新庁舎整備基本計画においてまずは全面的な建替えを検討した上で、費用の縮減に資する整備手法について複数を想定し検討していきます。そのためには、既存施設である議会棟・別館の長寿命化、借り上げ庁舎の利活用のほか、現新館の長寿命化(具体的には耐震改修を行うこと)による再生利用の検討を含めた整備手法について、事業費、事業期間等の点から検証し、実現可能なプランを基本計画の中で検討していく。また、市議会との合意のプロセスについては、複数の整備手法を検討・検証した上で、最終段階ではその中から執行部が最も適切と考えるものを選定し市議会にお示しする。その選定過程の中で、執行部として方向性を判断する局面が何回か生じますが、その際には市議会に報告の機会を持ち、質疑を通して認識を共有しながら合意していくプロセスを経て、最終的な手法を取りまとめていくことを確認できました。建築費高騰の煽りを受けることは避けられないため、なるべく早く計画策定を行い着実に着工することが、より安く建設することだと考えますので、策定業務委託を早急に行うため賛成をいたしました。
我が会派は賛成と致しましたが、実は審査前の会派での協議の段階において、他の会派から継続審査にするべき、賛同できないかとのお話をいただきましたが、上記の内容が確認できれば早く計画策定を急ぐべきだとの考えから継続審査の提案をお断りいたしました。
《教育環境常任委員会から》
常盤平第一小学校の子どもの権利を守るための請願は不採択
(質問)本請願に対する教育委員会の受け止め方をお伺いします。
(答弁)新しい学校のあり方基本方針と、常盤平地区教育環境整備方針を策定し、教育環境整備を進めようとしてきた。新入生一人という事態を受け、学区変更という急な対応方針の決定により、保護者や在学児童に不安を与えたと捉えている。しかし新年度以降の入学児童への対応を準備していくためには、取り組みを進める必要があると考えている。いただいた意見を真摯に受け止め、今後の在学児童への支援に活かすとともに、常盤平第一小学校への支援についても、学校からの意見等を踏まえ進めていきたい。
(不採択の理由)
請願者からは、この学校に通う子どもたちは他の学校では馴染めず、小規模という環境で授業を受けられることで、この学校を選んでいるとその権利を主張します。そのような理由から小規模校を必要とする子どもたちがいることは理解できますし、そのような小規模校も必要であると考えています。一方、学校運営では今年も入学者が一人、現在の在籍児童数33名ということから1学級に複数の学年の児童が授業を受ける状況となっています。例えば地方の学校のようにすべての学校がこのような状況であれば、複数学年の学級も仕方ないことですが、松戸市ではこの小学校だけであり、明らかに異常な状態です。そしてこのような学校を維持していくために多額の税金を投入しなければならず、費用対効果の観点からは学校再編を第一に考えていくべきということから不採択となりました。しかしながら小規模校のような環境を必要としている子どもたちがいることも事実であることから、再編された新しい学校でも小規模校のような環境を維持していけるように善後策を検討させていきます。
《一般質問から》
松戸都市計画「都市再開発の方針」の変更について
北小金駅周辺北口地区について
(質問)「都市再開発の方針」では、北小金駅周辺北口駅前地区として「2項地区」という、おおむね10年以内に再開発を促進していく地区に格上げされる見込みである。その要因を地元機運の高まりとしていますが、地元機運の高まりの進捗状況についてお伺いします。
(答弁)このきっかけとなったのは、令和6年4月に地元地権者による「(仮称)北小金駅北口のまちづくりを考える会」の発起人会が一部の地権者により立ち上げられたことです。その後、一般財団法人首都圏不燃建築公社が支援する「まちづくり調査支援事業」を活用して、地元地権者へのアンケートや個別面談などを重ねた結果、機運醸成が高まりつつあることから、令和8年3月に正式に「北小金駅北口のまちづくりを考える会」が地元地権者によって設立されました。考える会としては今後は「まちづくり調査支援事業」を活用して勉強会を随時開催していくことから、本市としても考える会の事務局として地元地権者の活動を支援するとともに、地元住民の合意形成や土地利用、資金計画に関わる基本計画を作成する業務と、令和7年度から継続して公共施設の配置に関わる業務を実施し、具体的なまちづくりの方策についても深度化を図り、駅前広場や道路網等の基盤整備や土地の健全な高度利用の促進、参道入口に相応しいまちづくりを目指して進めていきたい。
(意見・要望)参道入口に相応しいまちづくりという観点から、その参道沿いにある駅北口の駐輪場が老朽化と利用者減少のため再編を検討すること。参道入口につながる道路のイメージを損なうような施設は「参道入口に相応しい」という目標には合致しないと感じますので、移転場所や事業方法の検討も併せてお願いします。
《松戸市政NEWS》
市内小中学校・市立松戸高校の全部の体育館にエアコンが完備されました
市内小中学校および市立松戸高校の教室には、平成28年から順次エアコンが設置されてきました。私は、PTA活動の経験から教室の暑さの対策が必要であると議会活動で質問として取り上げて訴えてきました結果、全教室に設置されました。快適な環境で学んでいただける環境を整えて来ました。その後、防災の観点から避難所となる体育館のエアコンも設置するべきと議会から声が上がり、子どもたちの学びや部活動に集中できるようにと環境整備いたしました。導入にあたっては、多額の費用がかかることから予算の平準化を図り、リース方式を採用いたしました。
次回の9月定例議会は、9月1日(火)から9月29日(火)です。
どうぞお気軽に議会棟へ傍聴にお越し下さい。